花の育て方Q&A

MyLoFE読者の皆様から寄せられたガーデニングや花育ての疑問に専門家からのアドバイスを紹介します。


草間 祐輔さん

住友化学園芸(株)に勤務。病害虫に関する著書の執筆や、講習会などを実践的な内容で行なう。

7-8月号
本誌P102掲載


     
 

シャラノキのすす病の原因

シャラノキが数年前より「黒すす病」が発生し、なかなか治らないので、よい方法を教えてください。

(恵庭市 M.Kさん)


「黒すす病」との質問ですが、一般に庭木の葉や枝、幹が黒いすすで覆われるのは「すす病」と呼ばれます。すす病自体はカビ(糸状菌)が原因ですが、主原因はシャラノキに発生したカイガラムシやアブラムシと推測します。 
  これらの害虫の排泄物(甘露)が枝葉につくと、それを栄養にして空気中のすす病菌が増殖し、その結果すす状の黒いカビが生えます。ですから、まずは何より害虫を防除することが大切です。カイガラムシにはカイガラムシエアゾール、アブラムシにはベニカXファインスプレーを散布してください。なお、カイガラムシエアゾールは越冬中のカイガラムシを含めて、一年中成虫や幼虫の防除に有効です。)

シャラノキのすす病の原因
幹を黒く被ったすす病(サルスベリ)

シャラノキのすす病の原因
幹に寄生した原因害虫のツノロウムシ。カイガラムシの一種(ヒメシャラ)

 
     

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