花の育て方Q&A

MyLoFE読者の皆様から寄せられたガーデニングや花育ての疑問に専門家からのアドバイスを紹介します。


及川 洋磨さん

クレマチス専門ナーセリー「及川フラグリーン」で生産・販売に携わる。NHK「趣味の園芸」講師としても活躍、執筆も行なう

1-2月号
本誌P82掲載


     
 

クレマチスが立ち枯れる原因

クレマチスの花が咲く前に枯れたようになる。
春には芽が出てきますが、よい対応策は?  
(M.Kさん)

‘流星’(インテグリフォリア系)
‘流星’(インテグリフォリア系)。淡い藤色に濃い紫のラインが入り、シルバーがかる花色が魅力的。主役にも、花壇のアクセントにもなる。半つる性、丈1〜2m
‘エミリア・プラター’(ビチセラ系)
‘エミリア・プラター’(ビチセラ系)。淡い青色の花がガーデンで引き立つ。地際からカットできるので、扱いやすさも人気の品種
考えられる原因がいくつかあります。まず一つは、立ち枯れしやすい品種を植えている場合、特にパテンス系(早咲き大輪系、大輪の八重花も含む)に多く見られます。ほかの品種に植え替えると、立ち枯れがなくなることも多いです。おすすめはビチセラ系、テキセンシス・ビオルナ系、インテグリフォリア系などになります。
もう一つは、つぼみから花の咲く頃はたくさんの水を吸い上げる時期になりますが、その時に過剰な肥料分も一緒に吸い上げている可能性があります。特に、春に化成肥料を多めに施しているとなりやすいので注意を。また、多めに雨が降り、翌日に気温が上がった時にも発生しやすいです。水をたくさんもらい、気温が高くなることでぐんぐん吸い上げて、過剰な肥料分が植物内に取り込まれてしまいます。肥料を少なめにする、水はけのよい土にするなどの配慮をしてください。いずれにせよ、立ち枯れしにくい系統の品種(上記の系統)を選んでもらえると、それほど発生しにくくなるので、一番おすすめする対応です。

(回答者:及川 洋磨さん)
 
     

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