花の育て方Q&A

MyLoFE読者の皆様から寄せられたガーデニングや花育ての疑問に専門家からのアドバイスを紹介します。

回答者一覧 (50音順。詳細はP103を参照)

加藤弘規さん

帯広市で樹木・庭木を取り扱う「真鍋庭園」課長。

中村ちか子さん

伊達市にある「ガーデンハウスNAKAMURA」オーナー。

5-6月号
本誌P102掲載


ジギタリス&バラの越冬

去年、江別市より伊達市に引っ越してきました。庭でジギタリスを育てており、江別では宿根して増えたりしたのですが、伊達で何本か植えても、翌年に消えたりします。ジギタリスは宿根草ではないのでしょうか。あわせて、伊達市は雪が少ないのですが、バラの冬囲いは必要ですか。

伊達市Y・Nさん

 ご質問の株ですが、開花はしていましたか? ジギタリスは寒さに強いけれど、暑さがやや苦手な多年草です。例外的に一年性の品種もありますが、通常は日当たりもしくは明るい半日陰を好みます。強い西日は避け、肥料は控えめに水はけのよい土壌で育てます。水はけが悪いようであれば、パーライトや有機質の堆肥などを加えて改良します。
ご指摘の“増えない…”ということですが、大株に育ったもののタネなら発芽しやすいですが、完熟していない未完成のタネからの発芽は難しいのかもしれません。ジギタリスの増やし方は株分けのほかに、タネを採取して育てることもできます。そのためには熟すまで花がらを付けておかなければなりません。花を早く切ると株の生長にはいいのですが、タネの採取は望めません。株を大きくすることに専念するか、タネの採取を優先するか、自分の得意と思われる方を選択されるといいと思います。
 タネを直まきする場合は、発芽温度が比較的高く、20〜25℃必要です。タネは発芽するのに光を必要とするので、ごく薄く土をかぶせます。基本的に多年草はタネをまいた翌年に開花するので、6月にタネをまくと花が咲くのは翌年7月頃になります。 またバラの冬囲いですが、わたしはよほど寒さに弱いバラか購入したばかりの新苗のみ囲っています。雪が少なく、根雪も遅い伊達市では冬囲いしてもよいのかもしれませんが、囲う作業も一苦労なので、バラにはこの環境に慣れてもらうことに重点をおいてます。冬囲いしなくとも元気に育ってはいますが、一度冬囲いしたなら毎年行ない、しないならしない、と一貫した方がいいでしょう。

(回答者:中村ちか子さん)

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