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花の育て方Q&A

 

MyLoFE読者の皆様から寄せられたガーデニングや花育ての疑問に専門家からのアドバイスを紹介します。

回答者一覧 (50音順。詳細はP95を参照)


加藤弘規さん
帯広市で樹木・庭木を取り扱う「真鍋庭園」課長
明道 進さん
フラワーショップ「明道香風園」会長

1-2月号

P86掲載

 

 
  庭にシラカバを何本か植えました。木が直径10cmほどまでは問題なく育ちますが、必ずそれ以上は育たずに折れたり、枯れたりしてしまいます。シラカバを大きくするには、土地が合わないのでしょうか?
釧路市T・Nさん

平地から山地にかけていたるところで目にすることの多い樹木で、北海道を代表する落葉高木ですね。家の庭先でも、どこからか飛んできたタネで芽を出していることがあるくらい繁殖力は旺盛です。
シラカバは日当たりと適度な湿り気のある土地で容易に発芽し、生長をします。生長スピードも速めで播種後3年もすると樹高は1mを超えています。そんなシラカバがある程度以上育たないというのは、土壌に問題がありそうです。
植物が枝葉を広げるときには、同時に根も地中に広がっています。根が伸びのびと生育するからこそ、地上部がすくすくと育つのです。この根が必要とするのが養分、水分、そして空気です。粘土地盤や湿地、そして硬く締まった土地では表土しか条件を満たさないため、根の浅い植物しか生育しないものです。植え付け前に腐葉土やバーク堆肥などをすき込んでふかふかにしてあげるのは、このためです。
庭の状態が硬くしまった土地や粘土地盤の場合、広範囲に深く土を掘り下げて硬い層を破ってしまうことをおすすめします。その後ふかふかに改良した土を埋め戻し、植え付けをします。湿地の場合は、深く掘っても水は出やすいため、思い切って盛り土をします。この時、排水のために下地に火山れきや砂、パーライトなどで層を設けましょう。根を健全に保つなら、改良土層の深さ(高さ)を80p以上設けるのがベストです。

(回答者:加藤弘規さん)
 
 


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