トップページ > 花の育て方Q&A  >  バックナンバー >  一部枯れてしまったブルーボーイの手入れ方法は?

花の育て方Q&A

 

いよいよ今年の花シーズンが始まりました。 昨年のトラブルは解決していますか? 北海道の花の専門家に教えてもらいましょう。

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P107参照)

加藤弘規
帯広市の樹木庭木「真鍋庭園」課長
走川貴美
AMAサポーターズ倶楽部代表。ガーデンデザイナー

9-10月号

P92掲載

 

 
  5年目のブルーボーイ(修景バラ)が芽が出ず枯れたと思っていたのですが、根元から新芽が出てきて、まだ生きているようです。今後どのように手入れをしたらよいでしょうか? 去年までの太い幹は完全に枯れています。切り落としても大丈夫でしょうか?。
Sさん

1地植えなのか、鉢植えなのか?
2出芽した新芽の根元にある接ぎ部が全部生きているのか、一部のみ生きているのか?
3枯れた原因がどこにあるのか?(冬囲いの方法、株の栄養不足、排水不良、病気など)
など、状況が不明確な部分があるので、上記を踏まえて分かる範囲内でお答えします。
出芽した根元の接ぎ木部分が全部生きているか、一部のみ生きているかでその後の芽、枝の生長が大きく変わります。接ぎ部が全て生きている場合は、今出た芽をそのまま育てれば、そのうち何本かのベーサルシュートが接ぎ部より出現してきます。一方、一部のみ生き残っている場合は、新芽が出ていてもその後、枯死することがあります。まず、枯れ枝を全て切って、今出ている新芽を十分に伸ばしてやりましょう。特に病害虫、水のやりすぎに注意し、できるだけ葉を落とさないよう管理します。肥料は速効性の液肥で対応(薄目の液肥で回数を多く与える)し、固形肥料を多く与えたり、濃い液肥を与えないようにします。ある程度、生育し枝が堅くなったところで、枝先を切り生育を止め、新しいシュートを動かし、枝数と葉の枚数を増やすことで株を徐々に強く大きくしていきましょう。地植えしている場合、株が小さければ一度掘りあげ鉢植えにして、今冬は凍らないところで越冬させます。株が大きい場合は掘り出しが難しいので、そのまま植えた状態で上記のような管理を行うこと。来年、生育状況がよいものは再度地植えしても差し支えありませんが、枝数の少ないものは、もう一年鉢で管理しましょう。鉢植えの場合はそのままで育て、気温が十分低くなってから鉢から抜き出し、黒くなった根や傷んだ根を切り取ります。その後、新しい土で再度、鉢上げをし、凍らないところで越冬させます。
(回答者:渡辺郁夫)
 
 

Back Numberはこちら