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花の育て方Q&A

 

今年のシーズンも終わり、来年に向けた準備が始まる時期。 トラブルや心配は今年のうちに解決しておきましょう。 北海道の花の専門家が、皆さんの質問にお答えします。

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P113参照)

大森康雄
大森農場カントリーガーデン代表
加藤弘規
真鍋庭園課長
狩野亜砂乃
ハーブコーディネーター、ハーブ料理講師
西村和益
にしむらバラ園代表
明道進
札幌を中心に8店舗を展開する「明道香風園」会長

3-4月号

P101〜103掲載

 

 
  毎年うどんこ病に悩まされています。一度かかると治らないのでしょうか。
札幌市東区 N.Nさん

 うどんこ病は比較的温度が高く湿度の低いときに発生しやすくなります。 ちなみにうどんこ病は植物ごとに異なりますので、ボタンのうどんこ病がバラに伝染したり、 その逆にバラからほかの植物にうつったりすることはありません。
 何度も発生するとのことで、原因は3つほど考えられます。1つは植栽している場所。 風通しのよい場所ならうどんこ病に限らず発生は比較的少なくなります。  2つめは品種。バラの場合だと発生しやすい品種、そうでない品種などあります。
 3つめは肥料です。 チッ素分の多い肥料を与えていると、植物の体は大きくなりますが、丈夫さが減り、病気にかかりやすくなります。 肥料の三大要素はチッ素、リン酸、カリといわれますが、リン酸は花つきをよくし、カリは植物の体を丈夫にします。 これらがバランスよく配合されたものを使用しましょう。
 また薬剤を使用するのはあまりおすすめできません。耐性がついてきりがなくなるからです。 発生しにくい環境で丈夫に育てれば、さほど悩まされることはありません。
(西村和益)
 
 

 
  のタネをまいて全体的には生えているのですが、すじになっています。
恵庭市 S.Oさん

 芝生をつくる前の土壌改良やタネをまいたときの状況、またその後の管理がわからないのではっきりしたことは言えませんが、 ムラをなくすには、もう一度同じ所にまくしかないかと思います。 意外と人間の動きというのは決まっているので、タネをまく際には一カ所からだけまくのではなく、 いくつか場所や向きを変えてまくようにするとまきムラが減ります。
  ちなみにまいてから発芽後しばらくまでは土が乾かないように、散水を忘れないようにしましょう。 また芝生もほかの草花と同様、春には肥料を施すとよりよく成長します。
(明道進)