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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P123参照)

大森康雄
大森農場カントリーガーデン代表
加藤弘規
真鍋庭園課長
北條礼子
千歳市のローズショップ「ガーデンプレイス」代表
米田 瞳
サックルズファーム洋ラン担当

11-12月号

P107〜109掲載

 

 
  モミジの葉の裏に緑色の虫 がたくさんついていて、葉が枯れてしまいます。
札幌市北区 K.Nさん

モミジ
モミジの紅葉は秋の風物詩。そのためにも夏の管理は大切にしたい。
 この時期の発生で緑色ですとムラサキイラガの幼虫だと思います。 体長は15mmほどで楕円形をしており、きれいな若草色がとても目立ちます。 葉を食害して落葉させますので見つけ次第に捕殺するか、スミチオンなどの殺虫剤を散布します。 予防のためならお盆過ぎにでもオルトラン水和剤を樹木全体に散布しておきます。 オルトランなどの浸透移行性の薬剤は樹体から浸透した成分を害虫が摂取することで 効果が出ますので、害虫に直接かける必要がありません。

 なおムラサキイラガの幼虫は種類を選ばず色々な樹木を食べますので、 薬剤散布する際はモミジに限らず、庭全体に散布することをおすすめします。
(加藤弘規)
 
 

 
  バラの花が、地面につくほど垂れて咲いて、汚れています。
札幌市北区 T.Yさん

フェアリー
フェアリーは耐病性に優れた強健なバラ。花もちもよい。
 シュートの長いシュラブ樹形のバラでは、枝先が大きく垂れ下がってしまう場合が時折あります。 ご相談のバラ、ラブリー・メイアンは横に伸びる枝に小さな花をたくさん咲かせるのが特徴。 もう1つのザ・フェアリーは軟らかい枝の先に溢れんばかりに花を咲かせるポリアンサローズです。
 対策の1つとしては、支柱を立てること。 確実ですが、支柱が目立ちすぎるとあまり見栄えがよくありません。 そこでフェンスの近くに植えて、そちらに誘引する方法もおすすめします。 ツルバラに準じた演出にするわけです。 ほかに、鉢植えにして高い場所に置くのもよいでしょう。オーナメンタル的な雰囲気になります。
(北條礼子)
 
 

 
  ボリジを友達に分けてもらいますが、移植を嫌うのか、枯れてしまいます。
宮城県 N.Oさん

ボリジ
ボリジは北海道でも育てやすい植物。ワスレナグサやコンフリーなどと同じムラサキ科の植物
 ボリジはムラサキ科の一年草で星形の青や紫色の花を咲かせます。 成長が速く育て方も簡単なハーブです。 薬用や食用などに利用することもあるようですが、摂取しすぎると肝機能に障害が生じるともいわれています。
 さて、このボリジは直根性。 ほかにクリスマスローズやクレマチスも直根性ですが、これらは移植を嫌います。 おそらくご質問のボリジも、ご自宅の庭に移植した時に根を傷つけたために枯れてしまったのでしょう。
 対策としては、今後も分けてもらえるとしたら苗がまだ小さいうちにもらうようにするか、 自分でタネをまいてみてはいかがでしょうか。
(大森康雄)
 
 

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