トップページ > 花の育て方Q&A  >  バックナンバー > ラベンダーの剪定、ヘンリーヅタ、宿根草配送

花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P123参照)

加藤弘規
帯広市の樹木ナーサリー「真鍋庭園」課長
狩野亜砂乃
ハーブ教室などの講師を務めるハーブコーディネーター
走川貴美
ガーデニング教室講師、AMAサポーターズ倶楽部代表
明道 進
札幌市を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長

7-8月号

P110〜112掲載

 

 
  大株のラベンダーをもらいましたが大きすぎるので剪定をしたいと思います。
恵庭市 H.Tさん

 ラベンダーは蒸れに大変弱いハーブです。ラベンダーの剪定は花後に花穂の下2節位の場所をカットするのですが、こうすると分枝して花数を増やすことはできますが、よりこんもりした樹形になって、大きい株の場合は蒸れる可能性がでてきます。また剪定の際には下部の木質部分を切らないようにしましょう。ラベンダーは木なので、木質部分を切ると弱ってしまいます。
  また株が大きいからと地上部だけ小さくしても、結局根鉢が大きければやはりその分だけ大きくなります。そのため大株で困っている場合は、株分けが一番おすすめです。時期としては春や秋口など涼しい季節に行います。腐葉土や堆肥など入れた水はけのよい土に株分けした苗を植えてあげれば大丈夫です。もしその時に花穂がついていると弱ってしまいますので、花穂はあらかじめカットしましょう。 
(狩野亜砂乃)
 
 

 
  ヘンリーヅタを柱に這わせたいのですが、そもそも上に伸びるものなのでしょうか。
江別市 K.Mさん

ヘンリーヅタ
ヘンリーヅタは気根を張り付けるため、板や壁、石でも這っていく
 ヘンリーヅタはブドウ科の落葉低木で、耐寒性も強く、丈夫な植物です。上にも下にも伸びます。ただしクレマチスやハニーサックルのようにツルを絡ませて伸びる植物ではありません。吸盤がついた小さな根(気根)を張って伸びていきます。そのため木とか壁など平面には張りつきやすいのですが、オベリスクに絡ませたりするのは難しいと思います。また縦横無尽に伸びて気根を張るので、なかなか意図通りの方向に誘引するのも難しいかもしれません。
  ヘンリーヅタは5月の新芽が美しいですし、秋の紅葉も見事です。ぜひ楽しんでください。
(走川貴美)
 
 

 
  庭の宿根草を本州の友人に届けたいのですが、よい方法はありますか?
札幌市西区 E.Nさん

 まず本州は北海道に比べて暑く、湿度も高いことを念頭に置きましょう。ご自分の庭で元気に育っていても、環境が変われば思ったように育たない場合があります。
  宿根草は丈夫と言われますが、根を傷つけられればそうではなくなります。掘り上げる際にはできるだけ細根を切らないよう、大きく掘り上げます。また乾燥しないよう根鉢を水ゴケで包んであげるとよいでしょう。
  箱に入れる際には倒れないように固定します。また箱には通気のための穴を開けます。
  ただし寒い時期に送るのは控えた方がよいでしょう。宅配サービスの中継所などは基本的に屋外同様。寒さで凍ってしまうことがあります。
(明道進)
 
 

Back Numberはこちら