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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P123参照)

梅木あゆみ
ガーデンデザイナー。月形町「コテージガーデン」代表取締役
加藤弘規
帯広市の樹木ナーサリー「真鍋庭園」課長
明道進
札幌を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長
湯澤啓
札幌市南区の山野草のナーサリー「湯沢園芸」代表取締役

3-4月号

P116〜118掲載

 

 
  株立ちのナツツバキの芯を切ったら、花が少ししか咲きません。
河西郡芽室町 A.Oさん

 幹が3本以上あるものを株立ちと言いますが、1本幹に比べ株立ち本数が多いほど生長はゆっくりになります。ただ、3本くらいですと案外順調に生長しますので、大きくしたくない場合には剪定をすることになります。その場合に、勢いのよい芯の先を切り詰めて高さを抑えがちですが、そうするとその脇に栄養が回って小枝が一気に茂ります。それをまた切り詰め続ければ、木の方もあわてて枝葉を茂らせようとします。これを毎年続けていれば、当然花を咲かせるのは後回しになります。花を見たいのであれば木の生長を落ち着かせる弱剪定にとどめます。
  高さを抑えたいのであれば、勢いのよい枝を付け根から抜くように切り落とします。そうすると弱い枝に栄養が分散され、全体の伸びが均一になります。ただしナツツバキは単幹であれば15mにもなる高木なので、人間の思い通りに小さく維持するにも限度があります。
(加藤弘規)
 
 

 
  庭に植えたアジサイが、2年目以降花が咲きません。
苫前郡苫前町 M.Kさん

アジサイ
耐陰性があって花期も長いアジサイは、庭に最もよく利用されている低木
 丈夫な木なので本来は放任でもよく咲くのですが、時折咲かないといったトラブルがあります。
  道内では冬期間の寒さや乾いた風で花芽を含んだ枝先が枯れ込んでしまい、春に芽吹いても葉が茂るだけという残念な状態になる地域も多いと思います。雪折れや寒風にさらされないように、しっかりと冬囲いをしてあげましょう。
  剪定の時期によっても花芽を失うことがあります。花芽ができるのは花後1カ月後あたりから。その後に剪定すると花芽が減ってしまいます。無剪定でも大きな木にはならないので、細く弱い枝のみ間引く程度にするのが無難です。
(加藤弘規)
 
 

 
  ポトスがすごく伸びているのですが、どうしたらよいでしょう。
虻田郡倶知安町 Y.Sさん

ポトス
ポトスは直射日光を避ければ、場所を選ばず楽しめる
 ポトスは基本的に、伸びる一方です。ほかの観葉植物と同様、同じ場所に置いているとその環境に順応して生育します。私の知人に地下のお店で15年間ポトスを育てている人がいましたが、そこでは天井に這うほど伸びていました。とはいえ急激に環境を変えると枯れてしまう場合もあります。
  伸びてどうしようもない場合は、挿し木で更新して、元の株を整理するのがよいでしょう。6月後半頃に茎の先を切って、挿し木にします。ポトスを裏返してみると、葉の裏に小さな仮根が見えると思いますが、それが土に埋まるように植えるとよいでしょう。
(明道進)
 
 

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