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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順。全て詳細本誌P123参照)

大森康雄
広尾町「大森農場カントリーガーデン」代表。
加藤弘規
帯広市の樹木ナーサリー「真鍋庭園」係長
明道進
札幌を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長

1-2月号

P102〜104掲載

 

 
  6年前にデュランタを買いましたが、毎年10〜11月頃に咲き始めます。
札幌市西区 A.Fさん

 デュランタはクマツヅラ科の常緑低木で、夏の暑さに強い人気の鉢花として多く出回っています。花色が藤色の“バイオレット”、白色の“アルバ”と並んで紫色の“宝塚”は代表的な品種です。耐寒性はあまり強くないので冬は室内での管理となりますが、秋に水やりを控えておくと3℃くらいまでは耐えることが出来ます。
  さて質問の木ですが、冬期間に5℃くらいの低温で管理していれば、その間活動は鈍くなって生長はせず、開花もしません。しかしデュランタは周年開花性があり、15℃以上の気温があると生長し、開花します。つまり秋頃に咲くのは自然なことなので問題はありません。ただしその分だけ肥培や水やりの管理が必要になります。
  余談ですが、最近の道内の住宅は暖かく快適でよいのですが、凍らない程度の低温の場所がないため、室内では冬越しをしづらくなった植物も少なくありません。
(加藤弘規)
 
 

 
  ゲッケイジュを鉢で育てて3年目。スタンダード仕立てにしたいのですが、どうすればよいでしょうか。
釧路郡釧路町 E.Aさん

 ゲッケイジュは北海道では庭植えは出来ないので鉢植えで育てますが、萌芽力があり直立性の枝がよく伸びるので細身の円錐形仕立てに刈り込みやすい樹種。
  ヨーロッパなどではこまめに刈り込んで円形を保っています。温暖で湿潤な気候であれば枝もよく伸びるので年に3回くらい刈り込みが必要なはずです。また、株元から新しい枝も出てきて株立ちしやすいのも特長ですから、スタンダード仕立ての場合はそれらの芽かきも重要です。本州などでは2〜3年で仕立てられるものも北海道の気候では倍の年月がかかることはよくあります。
(加藤弘規)
 
 

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