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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順)

大森康雄
広尾町「大森農場カントリーガーデン」オーナー
加藤弘規
帯広市の樹木ナーサリー「真鍋庭園」係長
野原隆子
釧路市で公共花壇などの植栽を手がけるガーデンデザイナー
走川貴美
イングリッシュガーデンスクール主宰、AMAサポーターズ倶楽部代表
明道進
札幌を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長

7-8月号

P108〜110掲載

 

 
  アカンサス・モリスを庭の日当たりのよい場所に植えて2年になりますが、全然大きくなりません。
岩見沢市 H.Tさん

  アカンサス・モリスは大型になる宿根草で、夏の庭にポイントをつくってくれます。水はけがよく、かつ乾燥していなくてある程度湿り気のある土壌を好みます。日照は日なた〜半日陰が最適。西アジアなどが原産地なので、さほど耐寒性が強くありません。道央圏では越冬できるようですが、十勝では難しくなります。お住まいが岩見沢市とのことなので、越冬はできても大きくならないのかも知れません。
  またアカンサス・モリスは根が張るまでに2〜3年かかります。植えられてまだ2年とのことなので、株がまだ根を張ることにエネルギーを注いでいる状態ということも考えられます。
  この2つの可能性を考えて、今年は十分にマルチングするなどの対策を取って越冬させてみてはいかがでしょうか。 
(大森康雄)
 
 

 
  ベランダでのクリスマスローズの越冬させ方を教えてください。
札幌市東区 J.Tさん

クリスマスローズ
クリスマスローズはその大きな葉で空間を埋めてくれるのも魅力
  クリスマスローズは様々な種類があり、耐寒性もまちまちなので、ここではクリスマスローズの中でも耐寒性の強い、オリエンタリス・ハイブリッドを前提にお話しします。
  越冬の際は雪で埋めればほぼ大丈夫。鉢ごと大きな箱に入れて雪を詰めるのもよいでしょう。またクリスマスローズに限らず、常緑の宿根草は雪解け後に葉の綺麗な状態だと早めに生長できます。もし汚れたり、枯れていたりすると新葉を出してからのスタートになるからです。ですから葉を覆うように箱をかぶせて、その上から雪をかけると翌春の生長と充実がよくなります。
(大森康雄)
 
 

 
  ホップは毎年強剪定でよいのでしょうか。
恵庭市 T.Mさん

ホップ
札幌市東区の「アマとホップのフラワーロード」ではホップを電柱などに絡ませている
  ご心配する気持ちはわかりますが、ホップはむしろ、毎年強剪定する必要があります。春〜夏に出た芽は晩秋には枯れますが、そのまま残しているとあまり美しくありません。
  秋に葉が黄色、茶色に変色したら根元から刈りましょう。翌春はもっと強い芽がたくさん出ます。3年目くらいから実をつけますが、高さは2m以上にする必要があります。横方向に伸ばすとあまり実をつけないようです。また夜間も明るい場所では実つきがよくありません。 


(走川貴美)
 
 

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