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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順)

大森康雄
広尾町の宿根草ナーサリー「大森農場カントリーガーデン」代表
加藤弘規
帯広の樹木庭園「真鍋庭園」係長
明道進
札幌を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長

3-4月号

P114〜116掲載

 

 
  手入れの仕方は?
宿根草に鶏ふん堆肥を与えるべきかどうか迷っています。どうしたらよいでしょうか。
札幌市清田区 Y.Sさん

  牛ふん堆肥や腐葉土は土に有機質を加えるために用いますが、鶏ふん堆肥はその様な土壌改良材としては不向きで、むしろ化成肥料の代わり(肥効は速効性肥料よりもやや遅め)として用いる方がよいでしょう。ちなみに私の農場では鶏ふんは年1〜2回ほど与えています。
  ただし、鶏ふん堆肥には問題点もいくつかあります。発酵が十分でないとアンモニアが発生したり、土中で発酵して熱を持ったりするため、根に直接触れてしまうとよくありません。実際、私もそれで植物を駄目にしてしまったことがあります。
  そのため鶏ふん堆肥の使用方法としては、植えつけの際に土に混ぜるのではなく、ごく少量を株まわりに施します。具体的には株から20cmほど離れたところに軽く土を掘り、すき込むようなかたちです。        
(大森康雄)
 
 

 
  手入れの仕方は?
ジンチョウゲの葉の枚数が少なく、花も小さいです。また立派な鉢仕立てにする方法を教えてください。
帯広市 K.Mさん

ジンチョウゲ
ジンチョウゲは室町時代に中国から渡来したと言われている。甘い香りが大きな魅力
 もし病虫痕がなく、下葉が落ちていたり、葉色が悪くなっていたり、花が小さくなっていたりするだけなら、少々根詰まりしているのかもしれません。あるいは肥料切れの疑いがあります。ジンチョウゲはあまり大きくならないため、鉢栽培が合っているように思われますが、実は鉢植えで立派に育てるのは大変困難な種類です。根がとてもデリケートなために、すぐに顔色に出ます。鉢の植え替え時には根を傷めないように特に注意しましょう。またジンチョウゲは肥沃な土壌を好むので、花後と夏過ぎの肥培管理も怠ってはいけません。
(加藤弘規)
 
 

 
  手入れの仕方は?
昨年リキュウバイを購入したのですが、札幌ではどのように管理すればよいでしょうか。
札幌市北区 M.Aさん

  リキュウバイは中国北部の原産で、晩春に純白の花が穂状に咲きます。高さは3〜4mほどになり、大株が咲いた姿は大変見事。札幌では雪による枝折れを防ぐために雪囲いを施してあげればよいでしょう。耐寒性も強いとされますが、雪の少ない地域では枝先枯れなどの寒害を避けるため、やはり冬囲いをするほうが無難です。
  大きくしたくないのであれば適宜剪定します。花後すぐに刈り込むか、徒長した枝を抜くように切るとよいでしょう。
(加藤弘規)
 
 

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