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花の育て方Q&A

 

回答者一覧 (50音順)

大森康雄
広尾町の宿根草ナーサリー「大森農場カントリーガーデン」代表
加藤弘規
帯広の樹木庭園「真鍋庭園」係長
明道進
札幌を中心に9店舗を展開する花卉店「明道香風園」会長

3-4月号

P114〜116掲載

 

 
  病気かも!?
コーヒーノキの葉がポロポロと落ちてしまいます。
札幌市中央区 T.Kさん

  コーヒー豆の原料として南米、アフリカを中心に栽培されているコーヒーノキですが、アジアやアフリカなどに約40種類以上あります。観葉植物に用いられるのは主にアラビアコーヒーノキという、エチオピア原産の種類です。
  日当たりのよい場所を好み、水は鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えるのが基本。古い下葉は時間が経つと黄変して自然に落下しますが、数が多いようなら、1日の寒暖の差が大きいことが考えられます。そのほか日照不足や、置いている場所の気温が低いにも関わらず土が湿りすぎている場合もあります。何か環境に問題があって、植物の方で調整しようとしているのでしょう。
  またコーヒーノキはカイガラムシがつきやすいので、まめに葉の裏をチェックするようにしましょう。上手に育てれば5〜6年で白い花が咲き、実がなります。           
(明道進)
 
 

 
  病気かも!?
リンゴに黒斑がつき虫が入っています。石灰硫黄合剤とオルトランを使用していますが生薬はどうでしょうか。
札幌市東区 T.Mさん

石灰硫黄合剤とオルトランはいつ散布していますか? 農薬には用法があるので、必ず説明書を確認してください。黒い斑点が黒星病ならば、芽吹き前に石灰硫黄合剤を散布するのが効果的です。しかしほかの病気であればオーソサイドなどの別の薬剤を使用しなければなりません。また、オルトランは害虫駆除の農薬ですが、あくまで吸汁や食害されてから効果が出るタイプ。そのため少なからず被害は出てしまうと思ってください。
  害虫忌避剤と化学農薬との併用はどちらの効果も望めないので、生薬にするのであれば、きっぱりと農薬は使わないことです。また、忌避剤を散布する際には、病気予防(木や土壌の活性を高める)のため、同時に木酢液の使用をおすすめします。殺虫殺菌効果はどちらも100%ではないにせよ、家庭果樹では安心かもしれません。また手間はかかりますが、果実の袋かけも有効です。
(加藤弘規)
 
 

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