花の育て方Q&A

MyLoFE読者の皆様から寄せられたガーデニングや花育ての疑問に専門家からのアドバイスを紹介します。

回答者一覧 (50音順)
北海道ガーデンツリー倶楽部
庭木の愛好家団体
明道香風園
札幌を中心に9店舗を展開する花卉展

9-10月号
P92掲載


     
  樹木が上手に育たない

黄色のツバキを育てていますが、花がつきません。

(江別市)


ツバキは古来から日本でよく楽しまれている木の1つですが、北海道では寒さの問題もあり、なかなか花が咲かないことが多いようです。また中国などで様々に品種改良された苗も多く出回っており、全てが北海道でも安心して花を楽しめるとは限らないようです。
 基本的に土はやや酸性を好みます。必要ならピートモスなどを混入するとよいでしょう。肥料は春先に鶏ふん、牛ふん、油かすなどを少量与える程度で大丈夫。あまりナーバスに考える必要はありません。ご質問では湿度不足を心配されていましたが、これもあまり気にすることはないでしょう。
 最初に述べたように北海道の気候にぴったり合うとは言えないので、焦らず気長に育てましょう。ちなみに私の八重ツバキは咲くまでに5年かかりました。
(明道香風園)


ツバキ ツバキは本州では冬〜春に開花。温帯花木であるツバキにとって、北海道は生育条件の厳しい場所といえます。

 
     


     
  樹木が上手に育たない

レモンの木に花も実もつきませんが、どうすればよいでしょうか。

(上川郡上川町)


レモンは地中海沿岸やアメリカ西海岸で多く栽培されています。温暖で日照時間が長く、湿度の低い地域です。ですからレモンを育てるに当たっては、日当たりがよく、やや乾燥した場所を選ぶようにしましょう。また土壌は排水性と保水性を併せ持ったものが適しています。生育適温は平均17℃以上ですから、北海道の場合、夏しか屋外に出せないと思います。最低気温がマイナスになるのもよくないので、冬季の管理には気をつけましょう。肥料は年に2〜3回必要で、園芸店などで販売している果樹用肥料でかまいません。
 花がつかないのは、右記の条件が十分に満たされていないためと思います。リンゴなどのように2本以上ないと結実しないなどの問題はありません。  また鉢替えは2〜3年に1回は必要です。その時に根が回っているようなら大きな鉢に移します。枯れた根があれば切除。土も替えて状態のよい土壌を維持しましょう。
(北海道ガーデンツリー倶楽部)

 
     


     
  樹木が上手に育たない

ハスカップの育て方について教えて下さい。

(札幌市中央区)


ハスカップは北海道に自生する果樹なので、耐寒性などを気にせず育てられるので安心です。植えつける際は、排水がよく、ある程度水もちもよい土壌になるよう、堆肥や腐葉土など有機質を土に混ぜておきます。また雪が解けて新芽が出てくる前に施肥を行うとよいでしょう。
 難点を言えば、根が地面の浅い部分に広がるので乾燥に弱いところ。ワラやバークなどでマルチングすることをおすすめします。
 開花は5月。花期が2週間ほどあり、ほかの樹木に比べて長いのが特長です。その分実の成熟にもばらつきがあるので、熟した物を選んで収穫するとよいでしょう。
 ハスカップは伸びて2年目以降の枝に実がなります。ただし2年目はまだ収量は少なく、3〜5年経つと品質のよい実がなり、収量も多くなります。6年以上の枝は実の品質や収量が減るので、根元から剪定を行いましょう。時期は11月以降が適当です。
 毎年、地際から伸びる新しい枝を生かすようにすると常に枝が更新され、毎年品質のよい実をたくさん収穫することができます。
(北海道ガーデンツリー倶楽部)

 
     
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