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花の育て方Q&A

 

さあ、北海道のガーデニングシーズンが始まりました。 今年もたくさんの花を育てましょう。 でもその前に昨年残した疑問、失敗点を解決しておきたいところ。 北海道のガーデニングの専門家が、様々な質問に答えます。

回答者一覧 (50音順)
大森康雄
大森農場カントリーガーデンオーナー
蝶野秀郷
花と緑のアドバイザー
北海道ガーデンツリー倶楽部
庭木の愛好家団体
明道香風園
札幌を中心に9店舗を展開する花卉展

 

 
  基本の手入れを教えて
パンジーゼラニウムが咲かず、茎だけが伸びています。葉も先の方だけです。
(札幌市白石区)

ほかのゼラニウム同様、パンジーゼラニウムは南アフリカ原産。様々な改良を経て、親しみのある花として出回っている
  おそらく株を更新した方がよいと思われます。枝を切ってこれを挿し木として育て、元の株の方もリフレッシュしてみることにしましょう。
  作業は十分暖かくなってから、できれば5月下旬以降に行います。まず葉の付いている枝を10cmくらいの長さに切ります。これを十分湿らせた挿し木用土に挿し、半日陰の場所に置きます。時折水を与えるなどして、土が乾燥しないようにしておくと数週間で発根します。新しい葉も出て元気な様子なら、培養土の入った鉢に移植します。徐々に枝や葉も増え、いずれ花をつけると思います。
  元の株の方も、切除したところから分枝して姿がリフレッシュできると思います。こちらもうまくすれば花をつける可能性があるので、しばらく手入れを続けてみてください。
(明道香風園)
 
 

 
  基本の手入れを教えて
グリーンネックレスがすぐ枯れてしまいます。育て方を教えてください。
(小樽市)

  グリーンネックレスはキク科セネシオ属の植物です。多肉植物の1つですが、あまり乾燥させるのはよくありません。時々キリフキをかけて、空中湿度を高くしておきましょう。また水やりはほかの鉢花同様、表土が乾いたらたっぷりと与えます。
(明道香風園)
 
 

 
  基本の手入れを教えて
ネコノヒゲという花を昨年買いました。どのように育てればよいでしょうか。
(札幌市北区)

 「ネコノヒゲ」という名称で出回っているのはオルソシホンです。これは熱帯アジア原産のシソ科の植物。穂状に花をつけますが、雄しべと雌しべがとても長くてネコのヒゲによく似ているため、このような名前がついているのでしょう。
  ほかのシソ科の植物同様、花が終わったら茎を地際から切除します。多年草ですが耐寒性はないため、冬の間は室内で管理しましょう。
(明道香風園)
 
 

 
  基本の手入れを教えて
アマリリスですが、ここ3年、葉が出るだけで花が咲きません。
(紋別郡興部町)

アマリリスはヒガンバナ科の植物。夏の終わり頃から鉢とセットになったものが多く出回る
  葉ばかり出るのは、おそらく球根が十分に太っていないためと思われます。葉が出たら十分日光に当て、水や肥料もしっかり与えることで、充実を促します。5月半ば以降なら、戸外で地植えにしてもよいでしょう。鉢植えのままでも、戸外であれば十分球根が充実すると思います。
  秋になって葉が枯れてきたら、施肥も水やりも中止します。地植えにしたものは掘り上げて、チューリップの球根を保存するように、冬の間は風通しのよい冷暗所で保管します。鉢植えのものは、そのまま室温の低い部屋に取り込んでもかまいませんし、地植えの場合と同様、掘り上げて保存してもかまいません。
  翌春、また鉢植えにしてやると、室温の上がる頃に花茎が伸びてきます。球根が充実していれば、とても大きな花を咲かせることでしょう。
(明道香風園)
 
 

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