トップページ > 花の育て方Q&A  >  バックナンバー > 庭での植栽について(2005年秋号)

花の育て方Q&A


 
  庭での植栽について
初心者です。地植えする際に培養土を入れていますが、植物によって土の配合を変えた方がよいのでしょうか。
(札幌市北区)

鉢植えの際の植えつけと、地植えの場合を混同しておられるようです。鉢植えの際は培養土に植え付けます。慣れた人だと植物の種類によって自分なりに土を配合しますが、培養土はほとんどの植物が生育しやすいよう、すでに様々な土を配合しているので、そのまま使用してもほとんど問題ありません。
地植えの場合は庭土そのものを全て入れ替えるわけにいかないので、改良土を混ぜて植物が育ちやすいようにします。
手順は以下の通り。
1.腐葉土か堆肥を1G当たり10R程まく(土を膨軟にするため)
2. 苦土石灰を土の上にうっすらとまく(土の酸性度を減らし花苗が好む弱酸性にするため)
3.庭土を30cm程(植物の根が広がる深さまで)掘り返し、1、2とよく混ぜる
4.化成肥料をまんべんなくまく。
その後1週間ほど待って、化成肥料が馴染んでから花苗を植え付けます(すぐに植え付けると肥料焼けのおそれあり)。植え付け後はたっぷり水を与えます。2週間程経ってから追肥として液肥を与えますが、容器に書いてある説明より濃度を濃くしたり、頻度を多くしてはいけません。
(蝶野秀郷)
 
 

 
  庭での植栽について
昨秋エキナセアの苗を植え付けました。越冬後5月末頃から元気がなくなり、消えてしまいました。
(紋別郡遠軽町)

エキナセア。しっかり根を張ることが、植物の生長には大切
苗の状態、庭の状況などが分からないのであくまで可能性としてお答えします。原因としては根が張れなかったことが考えられます。ネキリムシなどの害虫が根を荒らしている、過湿や乾燥など環境が悪くて根を張れないなどの理由のほか、根鉢の用土と植え付けた庭の土質とが大きく異なると、根が広がらないこともあります。
そのような状態でも越冬できたのは、昨年まではまだ苗が小さく、根のスペースが根鉢で十分だったからではないでしょうか。春になって気温が上がり、株も大きくなろうとしたのですが、先のいずれかの理由でそれができず、徐々に勢いを失っていったのだと思います。
(大森康雄)
 
 

 
  庭での植栽について
庭にたくさん鉢があるが、何となくしっくりこない。まとまりのある鉢の並べ方、色づかいがあれば教えて欲しい。
(札幌市北区)

まずは花色のバランスを見てみましょう。派手な色が多過ぎたり、全て淡い色だったりしませんか? 好きな色で全体のテイストをまとめたら、一部分に反対色を入れるなど、色のバランスを整えましょう。またそれぞれの鉢花の、草丈・葉の形状、質感のバラエティも豊富にして、いろいろ移動して配置を試してみてください。
その時にやっかいなのが寄せ植え。草花がひとかたまりになっているので、ほかの鉢との組み合わせが難しくなるからです。配置をいくら変えてみてもしっくりこない場合は、寄せ植えを疑ってみましょう。どうしてもうまくいかない時は、ほかの鉢から離しておいた方がいいかもしれません。
また鉢自体のテイストを揃えることも重要な要素になります。高さや大きさがちがっていても、例えば全てテラコッタだとなぜかしっくりくるものです。
(ルミ高橋)
 
 

Back Numberはこちら

回答者一覧 (50音順)
大森康雄 大森農場カントリーガーデンオーナー
蝶野秀郷 花と緑のアドバイザー
北海道ガーデンツリー倶楽部 北海道の庭木愛好団体
明道香風園 札幌を中心に9店舗展開する花卉店
湯沢園芸 山野草のナーサリー
ルミ高橋 一級建築士事務所「宮の森花工房」主宰