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花の育て方Q&A


 
  来年に向けてどうすれば?
毎年ラベンダーの花つきが悪いです。来年花がたくさんつくラベンダーにするには、どのようにするとよいでしょうか。
(北広島市)

 ラベンダーは水はけのよい土を好みます。まずは庭の土をチェックしてみましょう。水はけが悪いようなら、別の場所への植え替えをおすすめします。庭全体が悪いなら、深めに土を掘って、底に大粒の赤玉土などを敷き詰め、土にも中粒赤玉土や川砂などを混ぜて水はけをよくします。またその際に石灰を少し混ぜておきます。ヨーロッパに自生する植物なので、酸性度を少し抑える方が発育がよくなるからです。
また特に土が悪くなくても、ラベンダーは3〜4年に一度は植え替えをした方が生育がよいようです。コンテナに植えている場合は1〜2年に一度くらいは土を入れ替えるか、別のコンテナに植え替えをおすすめします。
開花期、あるいはその後に収穫を兼ねて切り戻しをします。ただしこの時に、今年伸びた部分だけを切るように。木質化した部分まで切ってしまうと、株へのダメージが大きく、回復が難しくなります。
(大森康雄)
 
 


 
  来年に向けてどうすれば?
八重桜が大きくなり、電線を越えて高い所で咲きます。来年、低い位置に花を咲かせる方法はないでしょうか。
(札幌市白石区)

 低い位置に新たに大きな枝を出させるのは困難なので、ほかの方法を考えてみましょう。
まずは、本来剪定すべき枝とされる胴吹き(幹の途中から生える小枝)や、ひこ生え(根元から出るシュート)を、切らずにそのまま残してみてはいかがでしょうか。これらにつく花数は少ないですが、間近で楽しむことはできます。
また、高くなった枝を切ることもおすすめします。枝の途中から切ると分枝して増えてしまうので、必ず根元から切ってください。作業の際は電線などに注意を。逆に、少しでも低い位置にある枝は、途中で切って枝と花を増やしてみることもおすすめします。ただしサクラは切り口から腐りやすいので、大きく枝を切るのは樹液の流動の少ない冬に行い、癒合剤を塗ります。
多くの樹木は放っておくと枝が伸び放題になってしまうので、今後は毎年きちんと剪定しておくことをおすすめします。
(北海道ガーデンツリー倶楽部)
 
 


 
  来年に向けてどうすれば?
毎年ビオラの葉が白くカビたようになります。来年はどうすればよいでしょうか。ちなみに午後から日陰になる場所です。
(旭川市)

 白い粉状であればうどんこ病だと思われます。発病適温は17〜25℃で、日中の湿度が低くて夜間の湿度が高いと発生しやすい環境となります。密植やチッ素過多などにより、株が徒長したり過密に繁茂した状態になると発病が助長されます。
薬剤で防除する場合は、カリグリーン、サンヨール、モレスタンが登録(その病気に対処する薬剤として農水省で認可されていること)されていますが、病気のまん延後は、薬剤でもなかなか止まらないおそれがあります。初発を見たら予防散布を徹底した方がよいでしょう。
(北海三共・まいろふえ編集部)
 
 


 
  来年に向けてどうすれば?
春にラン展でデンドロキラムの開花株を買いました。本来は秋に咲くようなのですが、来春に咲かせた方がよいでしょうか。
(札幌市西区)

 デンドロキラム属にはいくつかの種類がありますが、秋〜冬に開花するものが多いようです。しかし春に開花株を買ったのであれば、その種類はおそらく春に開花する種類でしょう。本来秋に咲くデンドロキラムを、わざわざ開花調整して春に咲かせることはほとんどありません。適切な管理をしていれば、来春にはまた咲くと思います。
デンドロキラムはほかの多くのラン同様、半日陰の場所で管理します。秋までは屋外の木陰などが最適。13〜15度くらいまでは耐えます。若干水を好むので、水ゴケがカラカラになる前に与えましょう。
(えるむ花園)
 
 

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