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花の育て方Q&A


 
  越冬する植物について
雪割草にタネができました。実生で育てるにはどのようにしたらよいでしょうか。
(札幌市南区)

 苗を買って来るのも嬉しいですが、自分の庭で結実したタネから育てるのも格別の楽しみがありますね。我々が一般に「雪割草」という名前で親しんでいるものはキンポウゲ科のミスミソウ属の花です。サクラソウ科のユキワリソウとは異なりますのでご注意を。
雪割草は早春に花を咲かせます。その後自然に結実すると思います。触ってパラパラ落ちるくらい熟してくれば、採りまき可能。まいたら軽く覆土して、たっぷり水を与えます。
春にまいたタネは翌春発芽しますが、それまでは日陰で管理を。ただ、生長して花をつけるまでに2〜3年かかります。
また雪割草は複数の品種を育てて、自分で交配するのも楽しいものです。市販のものもとてもバリエーションが豊富で、中には高価な値段が付くものもあります。でも自分で交配したオリジナル品種は、どんな花が咲いても、きっと愛着が湧きますよ。ぜひ試してみてください。
(湯沢園芸)
 
 

 
  越冬する植物について
昨年ホトトギスを植えたのですが、根づかずに消えてしまいました。植え付けに適した場所、その後の管理を教えてください。
(江別市)

 ホトトギスの植え場所としては、木陰が最適です。少し湿った木陰に腐葉土をたっぷりすきこんでから植え付けます。乾燥しやすい場所は避け、葉焼けするような直射日光の当たる場所も適しません。植えた後は特に手もかからず、またどの種類のホトトギスもよく増えます。
ちなみにホトトギスは約20種ほどあり、そのうち10種が日本に自生しています。古来より親しまれている和花で、花の模様に風情があり、種類によっては葉の模様にも特長があります。ぜひもう一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか。秋の庭に新たな風情が加わりますよ。
(湯沢園芸)
 
 

 
  越冬する植物について
雑草を取っている時に、誤ってローマンカモミールも掘り上げて、少し根を切ってしまいました。回復させることはできるでしょうか。
(札幌市西区)

 ローマンカモミールは大変丈夫です。多少根を切っても、すぐ土に植え戻せば大丈夫です。その際、土が乾いていれば水をたっぷり与えてください。回復には多少日数はかかりますが、いずれ問題なく生長してくることと思います。
ローマン種とジャーマン種はよく似ていますが、前者はアンテミス属の多年草、後者はシカギク属の一年草です。ちなみにダイヤーズカモミールという黄色い種も多年草。ローマン種は花だけでなく葉も香りますが、ハーブティーなどによく利用されるのはジャーマン種です。
(大森康雄)
 
 

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